矯正歯科

美しい歯ならびや正しい噛み合わせは、口元をキレイに見せてくれるだけでなく、身体の健康や美容にもさまざまな効果をもたらしてくれます。反対に悪い歯ならびや正しくない噛み合わせ（不正咬合）は、見た目が良くないだけでなく、虫歯や歯周病、肩こりや頭痛の原因となると考えられています。

当医院の矯正歯科は、噛み合わせを正しく整えてキレイな歯ならびにするだけでなく、正しく噛むというお口の機能を回復させ、健康的な身体を取り戻すことを目的としています。

大切な歯を守りながら口元を美しくする矯正を目指します。

 

お子さまの矯正治療



成長期の適切な時期に矯正治療を受けると、歯ならびがキレイになり口元の印象がアップするだけでなく、よく噛めるようになるため栄養の吸収を促し健やかな成長の助けになります。
また、顔つきのバランスも整うため、将来的に見た目にコンプレックスを抱くおそれも防げます。

とはいえ、治療の開始時期はお口の状況や成長具合によって異なります。
まずは、お子様一人ひとりに合った適切な開始時期を把握することが大切です。
当医院では矯正相談を無料にて行っており、診査を行ったうえで適切な治療開始時期をご提案しておりますので、安心してご相談ください。

 

大人の矯正治療



乱れた歯ならび・噛み合わせを専用の装置で整える矯正治療ですが、「矯正治療は子どもがするもの」とお考えの方も少なくないのではないでしょうか？
ですが、矯正治療は大人になってからでも可能です。
むしろ、成長期の子どもの矯正治療に比べて顎の成長が完了しているので治療計画が立てやすい、自分の意思で取り組むので計画通りに進みやすい、といったメリットもあるのです。

矯正治療の開始時期に早い・遅いということはありません。
歯ならびや噛み合わせが気になったときが“そのとき”なのです。
当医院では大人の矯正にも対応しており、きちんと診査を行ったうえで患者様一人ひとりに合った最適な治療法をご提案していますので、お気軽にご相談ください。

 

矯正歯科メニュー

当院では、患者さんのさまざまな要望にお応えするため、さまざまな矯正歯科治療メニューをご用意しています。

 

部分矯正

「前歯のねじれを治したい」「すきっぱの部分だけを治したい。」
そんな場合には部分矯正がおススメです。

一部の歯にのみ矯正装置を付けるので、その分、全体矯正に比べて違和感や治療中の痛みは抑えられる傾向にあります。全体矯正よりも費用が安く済みますので気軽に始められることも部分矯正のメリットと言えるでしょう

また、当院ではマウスピースでの部分矯正も行っておりますので、周りの人に気づかれずに治療をしたい！という方でも安心してご利用いただけます。

ただし、症例によっては部分矯正では対応できない場合もございますので、まずはお気軽にご相談いただければと思います。

 

マウスピース型矯正装置



マウスピース型矯正装置は、透明で取り外し可能なマウスピース型の装置（アライナー）を使った矯正装置です。

透明な矯正装置を利用し、さらに取り外しが可能であるため、人に気づかれにくく、虫歯にもなりづらい矯正方法です。

これまで矯正治療は、矯正装置が目立ってしまう事や治療した人から、「大変だ」という話を聞いて矯正治療に踏み出せない方が多くいらっしゃいます。「目立たない」・「取り外しが出来る」・「違和感が少ない」といった点をご説明すると、是非矯正をしたいという方が多くいらっしゃいます。 また子供に矯正をさせたいと考えていらっしゃるご両親にとってもよい治療法だといえるでしょう。

まだまだ日本では、欧米と違い矯正治療をするのは一般的ではありません。そのため、学校に行っても目立つから矯正治療をしたくない・出来ないといった話をよく聞きます。目立たないということだけではなく、お子様にあった治療を行っていきます。 この治療法では、患者さんが矯正になかなか踏み切れないデメリットを多くの点で解消しています。

 

マウスピース型矯正装置の特徴

矯正しながら同時にホワイトニングも可能

治療が終了し、矯正装置を取ったときに歯列がきれいに揃い、しかも１本１本の歯が白く輝いていれば、その美しさは完璧なものとなります。
歯の色が黄色ですとせっかくの美しい歯列も効果が減じます。
そうならないためにも、矯正と平行してホワイトニングをすることができます。
矯正治療中にホワイトニングを行えば、矯正終了後に改めてホワイトニングに通う必要もありません。

透明な装置を使うので人に気づかれにくい

今まで矯正装置をつけている人を見て、ちょっと抵抗があり、笑いづらそうだと思ったことはありませんか？
従来の矯正装置は金属を使っていたので、より目立ってしまいなかなか矯正装置をつけることに対して抵抗があったかもしれません。ですが、これは透明な装置を使いますので、笑ったとしても目立たず、自然に笑うことができます。
お子さんの場合には、学校であまり矯正をしている人がいないとか、目立つから嫌だということで、お子さんが嫌がる場合も多いかもしれませんが、透明な装置を使えば、学校で目立つこともなく矯正をすることが可能です。

食事のときや歯ブラシのときには、取り外し可能

矯正装置は24時間つけますが、食事のときや歯ブラシのときには矯正装置を取り外すことができます。
これは患者さんにとってはたいへんなメリットがあるといえます。
従来の矯正では装置の取りはずしができないので、食事の際に食べ物がブラケットやワイヤーにひっかかってしまい、食べづらく、そのあとの歯磨きがたいへんでした。
歯磨きも１本１本念入りに磨くことはもちろん、とくに装置の周囲をブラシの先で丁寧に磨き、むし歯にならないように気をつけなければなりません。
さらには、磨き残しがあると歯周病の原因になりかねません。せっかく歯並びをきれいにしているのに、歯の病気になっては大変です。

この矯正装置では取りはずしができるので食事も、歯磨きもいつもと同じ方法でかまいません。
もちろん従来の矯正装置では、とることが出来ませんのでどうしても磨き残しがありますが、いつもの歯磨きと一緒で、口の中の隅々まで磨くことが出来ます。
子供の頃に従来の矯正装置を行うと、歯を磨くのに長時間かかってしまうため、歯を磨くのが面倒くさくなり、虫歯が増えるといった悪循環に陥りがちです。

不快感や違和感が少ない

従来の矯正治療では、歯を動かすワイヤーと留める装置を口の中に装着し、装置にあわせては並びを矯正していきます。
その為、違和感を感じます。話しづらいであるとかその違和感のストレスにより口内炎が出来るという話をよく耳にします。
治療を進める際に歯のレントゲンやきちんと歯型を取ることによって患者さんの歯型にあった矯正装置を作ります。
その為、矯正装置による違和感を出来る限り減らしています。

もちろん違和感がないというわけではありませんが、きちんと患者さんの口の中をカウンセリングして、その一人ひとりの口の中の形に合わせて作りますので、もちろん従来のワイヤーを使った方法よりも断然に違和感が少なく、発音がし辛いとかストレスにより口内炎が出来たりということはなかなかありません。

 

マウスピース型矯正装置の注意点

マウスピース型矯正装による治療は、歯列のスペースが十分あり、抜歯しなくても歯列を並べられる患者さんの場合にはとても有効ですが、抜歯して他の歯を移動し、前歯を後退させるといった大きな移動が必要な患者さんには向いていません。
ただし抜歯をして、歯根の移動をほとんどする必要のない場合には、治療が可能な場合もあります。

歯を抜く場合などは、この治療方法だけではどうしても治療できないという患者さんの場合には、通常のブラケットとの治療の併用ももちろん可能です。
そうすることで、ブラケットを早期に取り外すことが出来、食べ物が挟まる・思いっきり笑えない・話しづらいといったブラケットで感じるストレスが早期になくなり、患者さんの負担も軽減することが出来ます。