インプラント治療
- 精度の高いインプラント治療
- より安全なインプラント手術
- 負担の少ないインプラント手術
- Mechanical and degradation properties of advanced platelet-rich fibrin (A-PRF), concentrated growth factors (CGF), and platelet-poor plasma-derived fibrin (PPTF)
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5413460/ - Platelet-rich fibrin prepared from stored whole-blood samples
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5332319/ - Plasma Gel Made of Platelet-Poor Plasma: In Vitro Verification as a Carrier of Polyphosphate
- Effects of SARS‑CoV‑2 mRNA vaccines on platelet polyphosphate levels and inflammation: A pilot study
- Non-destructive, spectrophotometric analysis of the thickness of the cell-multilayered periosteal sheet
- Fluorometric Quantification of Human Platelet Polyphosphate Using 4',6-Diamidine-2-phenylindole Dihydrochloride: Applications in the Japanese Population
- A Comparative Study of the Effects of Anticoagulants on Pure Platelet-Rich Plasma Quality and Potency
- Acute cytotoxic effects of silica microparticles used for coating of plastic blood-collection tubes on human periosteal cells
- Concentrated Growth Factor Matrices Prepared Using Silica-Coated Plastic Tubes Are Distinguishable From Those Prepared Using Glass Tubes in Platelet Distribution: Application of a Novel Near-Infrared Imaging-Based, Quantitative Technique
- Quantitative Near-Infrared Imaging of Platelets in Platelet-Rich Fibrin (PRF) Matrices: Comparative Analysis of Bio-PRF, Leukocyte-Rich PRF, Advanced-PRF and Concentrated Growth Factors
- Platelet adhesion on commercially pure titanium plates in vitro III: effects of calcium phosphate-blasting on titanium plate biocompatibility
- Spectrophotometric Determination of the Aggregation Activity of Platelets in Platelet-Rich Plasma for Better Quality Control
- Striking Differences in Platelet Distribution between Advanced-Platelet-Rich Fibrin and Concentrated Growth Factors: Effects of Silica-Containing Plastic Tubes
- Quantitative evaluation of morphological changes in activated platelets in vitro using digital holographic microscopy
- Direct activation of platelets by addition of CaCl2 leads coagulation of platelet-rich plasma
- Spectrophotometric determination of platelet counts in platelet-rich plasma
- An Evaluation of the accuracy of the subtraction method used for determining platelet counts in advanced platelet-rich fibrin and concentrated growth factor preparations
- Quality Assessment of Platelet-Rich Fibrin-Like Matrix Prepared from Whole Blood Samples after Extended Storage
- Basic characteristics of plasma rich in growth factors (PRGF):blood cell components and biological effects
- インプラントの三次元的位置関係を正確に知るために、インプラントに棒を立てます。
- トレーを使って、精密な歯型を採ります。
- その後1~2週間で歯が出来上がってきます。
- 歯がネジ止めするタイプの物と、セメントで止めるタイプの物があります。
- 歯が入ってから、1週間後にかみ合わせの確認をします。
- 歯を装着後1年間は1~3ヶ月おきに定期検診に来院して下さい。その後も、3~6ヶ月おきの定期検診は必要となります。
インプラントは、何らかの理由によって歯を失った部位に、入れ歯やブリッジ(両隣の歯を削ってかぶせる)でなく、単独で歯を作る事が出来ます。
インプラントとは、体内に埋め込まれる人工物の総称であり、歯根の代用物(人工歯根)として用いるものがデンタルインプラントです。
現在、インプラント治療は多くの歯科医院で受けることが可能になりましたが、反面、インプラント治療がうまくいかず、トラブルケースも報告されています。
インプラント治療は、長いお付き合いの始まりです。
だからこそ、インプラント手術を成功させるために、使用するインプラント・設備・技術・知識・メンテナンスなど、 全てにおいて妥協せず、患者さん一人ひとりに合ったインプラント治療を行うことが必要です。
公益社団法人日本口腔 インプラント学会認定 専門医・指導医によるインプラント治療
公益社団法人日本口腔 インプラント学会認定 専門医・指導医によるインプラント治療によるインプラント治療を行っております。
公益社団法人日本口腔インプラント学会認定 専門医・指導医とは?
公益社団法人日本口腔インプラント学会認定 専門医・指導医とは、数あるインプラント学会の中でも最大の学会である「公益社団法人日本口腔インプラント学会」が定めた専門資格です。
公益社団法人日本口腔インプラント学会は歯科業界最大の学会であり、約14,000人の会員が所属しておりますが、そのうち専門医の資格を与えられているのは1,300名ほど、指導医の資格に至ってはわずか約230名しかおりません。
認定試験の難易度の高さはもちろんのこと、認定試験を受けるまでにも高いハードルがあり、具体的には 下記の基準 をクリアして初めて試験を受ける権利を得ることができます。
その取得条件の厳しさからも、医院選びの基準としては信頼のできる目安になるといっても良いでしょう。
→(公社)日本口腔インプラント学会が認定する口腔インプラント専門医になるための条件
万全の治療環境
歯科用CTによる精密診断
CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)の略称で、コンピュータ処理により撮影データを3次元の立体画像として構築することで、骨の状態などを正確・高精度に診断できる装置のことをいいます。
従来のレントゲン画像は、2次元の平面画像でしか歯や顎の骨の様子を見ることが出来ませんでしたが、歯科用CTを用いることで、3次元の立体画像として情報を得ることが出来るため、歯や顎の骨の状態はもちろんのこと、神経や血管の位置なども詳細に把握するできるようになります。
当医院では、インプラント治療の他、親知らずの抜歯や歯周病治療、根管治療、歯根の破折の診断などにも用いています。
歯と顎の骨の形状、神経や血管の位置を正しく把握することでより確実に、そして安全性を高めることができます。
サージカルガイドシステム
サージカルガイドシステムとは、コンピュータ上で精密な術前シミュレーションを行った上でサージカルガイドを作成し、安全と診断された部位に確実に、寸分の狂いなくインプラント埋入を行うことで、より安全に最小限の切開でインプラント治療を行えるようにするためのシステムです。
コンピューターによるシミュレーション通りに治療を進めることができるため、精度が高く、症例によっては切開なしでインプラント埋入が可能なこともあるため、出血や腫れが最小限に抑えられるのも特徴です。
サージカルガイドシステムは、外部に設計を委託する歯科医院もありますが、当院では術者自ら設計・計画をしてサージカルガイドをオーダーしています。
サージカルガイドシステムの特徴
専用のシミュレーションソフトで解析し、3D画像でインプラントを入れる位置を決定できるため、より精度の高いインプラント手術を実現できます。
事前の3D解析によって導きだされた、最も最適な位置・深さに確実にインプラント体を入れることができるため、神経や血管を傷つけることなく安全にインプラント手術を行うことができます。
高い精度の細やかなシミュレーションが事前に完了しているため最小限の切開で済み、手術時間が短縮されるとともに手術後の回復も早めることができます。
顎の骨が薄いため、インプラントは難しいと言われた方へ
以前は、あごの骨の量が少ないと、インプラントを埋めても安定させることができないため、手術は不適合とされていました。
ですが、現在では歯科医学の進歩により、いくつかの方法で骨の再生が可能となり、骨が少ない人でもインプラント治療を受けることができるようになりました。
他の医院でインプラント手術が難しいと言われた場合でも、対応可能な場合がありますので、まずは一度ご相談にいらしてください。
骨移植
インプラント治療をする所の骨が薄くなっているか、低くなっている場合に必要になります。
抜歯をして、歯を失いますと少なからず骨の吸収は起こります。ですから正確にはすべての方達に必要な処置になるのですが、現実的にはそこまで行わなくてもインプラント治療が行える方がたくさんいらっしゃいます。
ただ、中には骨移植を行わないとインプラント治療が行えない方もいらっしゃいます。
通常はこういった方が骨移植の対象となり、よく相談のうえ処置の有無の決定をいたします。
サイナスリフト
上の奥歯にインプラント行う時に用いる補助的手術です。
非常に骨が少ない時に行うものです。鼻腔の後ろにある上顎洞と呼ばれる空間に骨を造る処置です。 時間は15~30分余分にかかります。
またこの処置を行わなかった時と比べると腫れが出やすいです。ただ腫れは非常に個人差がありますので一概には言えません。
上顎洞挙上術-サイナスリフト(Sinus lift)を行った人でも行わなかった人よりも術後楽だったという人も多いからです。
ソケットリフト
ソケットリフトもサイナスリフトと同じように、上あごの歯槽骨の薄い部分の上顎洞底部に骨を作る治療法ですが、サイナスリフトが歯が生えていた部分の側面の歯ぐきからアプローチするのに対し、ソケットリフトは歯の生えていた部分、もしくは歯を抜いた時に出来た穴からアプローチすると言ったその手法の違いがあります。
この手法を採用すると、骨の移植と同時にインプラントを入れることが出来るため、サナスリフトよりも短期間で治療を終えることができます。
ただし、骨を作れる範囲が限られるという事、治療を受けられる人が限られるというデメリットもあります。
CGF(血液濃縮材)再生療法
患者さんの血液から専用の遠心分離機を用いて血小板や成長因子を多く含んだ「フィブリンゲル」を生成します。
骨や歯周組織の再生を促す効果が非常に高いです。
また完全自己血液由来となるためインプラント治療に効果的に用いることで、治癒促進を安全に安心して用いることができます。
我々は日本で血液濃縮材料の研究で積極的に行っているグループです。
インプラント治療の流れ
カウンセリングと検査
インプラントに関する知識がたくさんある方、またそうでない方と様々だと思います。
患者さんが困っている、または希望していることが何かを詳しく知りたいのです。
検査
レントゲンを撮影し、インプラントを行おうとしている場所の骨の状態を検査します。
上下の歯型を採り、咬み合わせの状態を確認します。
健康状態
インプラント処置を行える健康状態かどうかを確認します
インプラントの適応症(適している方・適さない方)について
治療計画の説明
ひとりひとりがオリジナルの治療計画になります。一人の患者さんにおいても治療計画はいくつかある事が多いです。
例えば、1~2年後に抜歯になりそうな歯も残して治療をしていくか、寿命があまりないと思われる歯(予後不良の歯)は抜いて10年以上安定した状態目指して治療をしていくかなどです。
前処置
歯がない所にインプラント治療をすぐに行いたいと考える方もいらっしゃると思います。しかし、歯周病になっている方はまずその治療が必要になります。
歯周病の方は、口の中の細菌数が増加しているので、感染のリスクが高くなってしまいます。また、インプラントを行おうとしている場所の隣の歯根が感染している時は手術前にその根の治療を行う必要があります。
インプラント手術
1次手術
手術は滅菌した清潔な専用の手術室で行います。
使用する器具や手術に関わるスタッフも十分に消毒をし、滅菌されたオペ専用着を着用して感染源を絶ちます。患者さんは来院後、当日の健康状態をチェックし、お口の中のクリーニングを約30分程度行います。
その後、オペ室への移動となります。
オペ室ではご希望に応じて専門の歯科麻酔医により、笑気吸入鎮静法併用静脈内鎮静法を行います。
この際、心電図・血圧計・動脈血酸素飽和度のモニターを装着していただき、全身状態の管理をオペ室入室から退室まで行います。
この方法は全身麻酔とは違い診療中の意識は有りますが、通常よりリラックスした状態で治療を受けることができます。
「気がついたときには治療が終わっていた。」と言われる方も少なくありません。
麻酔が効きましたら、インプラント手術のスタートです。歯ぐきの中の骨にドリルを使って直径3~4mmの形を整えます。そこに一番適した長さのインプラント(フィクスチャー)を埋め込みます。その時には、冷却した生理食塩水を用い、発熱を防ぎます。(骨移植などを行わない通常のインプラント手術ならば、30分~1時間程度です。)
手術後は、必要に応じて仮歯を装着します。骨の状況に応じて歯型を採り、仮歯を装着。治癒期間は異なりますが、基本的には下顎で3〜4ヶ月・上顎で6ヶ月となります。
現在はアナログの歯型からデジタルの歯型に移行してきていますので、患者さんの負担も軽減しています。
また、手術時にインプラント安定指数(osstell)を測定し、治癒期間を決定できます。結果次第では、その日のうちに歯を装着できることもあります。
2次手術
インプラント治癒期間経過後(上顎6ヶ月・下顎4ヶ月)、インプラントの頭出し処置を行います(2次外科手術またはアバットメントオペ)。
少しだけ局所麻酔を行い、歯の根に相当するフィクスチャーにヒーリングアバットと呼ばれるネジを装着します(通常約10~30分程度で行えます)。 抜歯より簡単で、処置後の腫れ痛みはありません。
歯型を採り、歯を装着